大型一種免許を取得した
先月末辺りから約1ヶ月をかけて自動車学校へ通い、大型一種免許を取得してきた。
普通乗用車もほとんど乗らないペーパードライバーだったが、なんとか無事免許の取得(卒業検定の合格)までこぎつけた。
大型トラックに乗る期間が開いてしまった時の為に、乗る際の注意点なんかを覚書として残しておく。
- 大型車に搭載されるエンジンのパワーは普通乗用車と比べ物にならないほど大きい。
このため、積荷が空の場合は2速スタートで良い - 積荷が満載で、かつ坂道発進の場合のみ1速スタートになる
(と教わったが、積荷がある状態で走ったことはない。実際はどうなんだろうか) - サイドブレーキを使う場合はギア操作の前に操作する。停止時はサイドブレーキ→バックギア(or2速)→エンジン切る
- 大型車の全長は約11メートル。内輪差の影響が大きい
- 右折、左折ともにオーバーハングの影響が大きい。
右折する場合は左後を、左折する場合は右後に注意を配り、さらに車線内で左右のどちらかに寄る。
左折の場合は車線内で左に寄る。右折の場合は右に寄る。オーバーハングの影響を減らす為。- 右に曲がる場合は左後の角が最大70cm左に膨らむ。左折の場合は右に70cm膨らむ
- 2車線道路で左折する場合、隣の車線の車にも注意を払う必要がある
- 曲がる時には車が居なくても、曲がっている最中に車がくれば接触事故が起こる可能性が高くなる。ギアは2速か3速で、低速で曲がる
- 交差点の右折時は、交差点中央の基点ギリギリ手前をコンパクトに曲がる。
内輪差の影響もあり、中央分離帯に乗り上げるリスクが減る - 狭い左折時は2速で、自分の真左に左に見える道路の中央が来たらハンドルを目一杯グルグル回して曲がる。
平たく言うと、頭を突っ込んでからハンドルを目一杯回して曲がる。
タイミングが早いと歩道や縁石に乗り上げ、遅いと隣の車線にはみ出る - 左カーブの時は左後ろのタイヤをカーブに沿わせるように走る。頭目安ではなく、左後輪目安
- 普通乗用車よりも車自体が重い。普通車が大体2t、大して大型トラックは11t
6倍近い重量があるので、加速も遅ければブレーキの利きも遅い。早めの判断が必要になる
特に信号手前では、車用の信号よりも歩行者信号に気を使う。
点滅していたら「そろそろ黄色になる」と判断してアクセルを離し、いつでもブレーキを踏めるように心掛ける - 低速時の車線変更は無理に行う必要は無い。
ある程度スピードが乗っていれば別だが、低速状態からスピードが出るまでに時間がかかるので無理をしないで後ろに着いて待つ。焦らずゆっくり行こう - 停止時は普通乗用車1台分、手前で止まれるようにブレーキを踏む。
ググッと踏んで、普通乗用車1台分のスペースを時速2kmくらいの惰性で進んで詰める。
詰めてる間に速度が落ち、自然に止まれるように心掛ける。
急ブレーキで止まろうとすると、積荷が壊れる - 信号待ちなどを含む停止時、自分の横に中型(トラック)~大型車が並びそうな場合はその斜め後ろで待つ。
というのも車幅が大きいので2台が横には並び難い。また、サイドミラーが車幅よりもはみ出ているので、これが干渉し合う場合が多い。
無理に詰める必要は無い。余裕を持とう。
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